奈良の東吉野村で
四季折々の美しい樹木や草花
山の恵みをいただいて
繭から糸を引き
日本古来の伝統的な手法で
染めたり織ったりしています
その季節、その一本の木から生まれた
一期一会の
心に残る色
愛しんで育てた蚕がくれた
一筋の糸を
祈りを込めて織り込んだ
心を動かす織物
着る人を健やかに包み
長く愛されて
その役割を全うし
やがて土に還る
そんなものづくりを目指しています
https://utsusemi-nara.com/
繭のはなし
繭のはなし
エシヌは繭から糸を紡ぐところから行なっています。 繭から糸が生まれ、糸から織物が生まれる。 新鮮な桑の葉を食べたお蚕さんは、ある日ひんやり透き通り、糸を吐きはじめます。 そのお蚕さんの繭から糸を紡ぎ、それを織物に仕立てる。 心をととのえて機(はた)に座る。 無心になって織り進む。 そうやってでき上がるのが、エシヌの織物。 そのすべての工程に感謝を込めて。
植物のはなし
植物のはなし
エシヌは工房脇の畑や裏山、近くの山々で、糸の材料となる植物や、草木染めの染料となる植物を栽培したり採取して使っています。 自然の恵みと、生きものの大切な命をいただく。 「育てながら使っている」循環型のものづくりをしています。